20140619 運用委託の構造とアセットアロケーション 誰がアセットアロケーション、即ち、資産配分を行うのか。年金基金等の資産運用のように、重い社会的責任のもとで、高度な専門性を求められる場合には、外部の専門家の運用会社が使われるわけですが、さて、資産配分というような大きな意思決定は、年金基金等の投資家と運用会社との間で、どのように分担されるべきでしょうか。 アセットアロケーション
20140612 アセットを分類する基軸とアセットアロケーション アセットアロケーション、即ち、資産配分は、投資の基本ではありますが、資産の配分より前に資産の選択があり、選択の前には資産の分類があるはずです。実際のところ、資産の分類など、単なる便宜にすぎないのですから、どうとでもなる、ならば、選択も配分も、どうとでもなる。どうとでもなる投資の基本というものは、さて、いかなる意味において基本たり得るや。 アセットアロケーション
20140605 アセットアロケーションという誤謬について アセットアロケーションは、投資の基本であるようにいわれますが、もっと基本的なことは、アロケーション(配分)よりも、セレクション(選択)ではないでしょうか。まずは、いくつかの投資対象資産を選択し、その選択された範囲のなかで、やっと、配分比率が問題になる。一体、資産選択の理論は、どこへいってしまったのでしょうか。 アセットアロケーション
20100318 アセット・アロケーションと分散効果 もしも、分散効果の観点から、アセット・アロケーションを考えるならば、分散効果がでるように、資産を分類すべきです。つまり、アセット・アロケーションにおける分散効果の低下が問題なのならば、資産の分類を変えればよいのです。 アセットアロケーション
20100311 アセット・アロケーションとガバナンス 資産の分類は資産運用管理のガバナンスの問題である。そのように、私は、前回コラム「アセット・アロケーションとアセット・セレクション」に書きました。なぜなら、資産の分類は、資産配分(アセット・アロケーション)の責任範囲の境界を規定するからです。 アセットアロケーション