市場の動き

ストラテジーマップは、3月、6月、9月、12月末の情報を、翌月上旬に更新します。
市況概況の[週間]は毎週月曜日、[月間]は毎月第二水曜日に更新します。日本を含めた各国の市場環境データを、PDFにてダウンロードいただけます。

ストラテジーマップ

市況概況

  • 月間市況概況 2024年1月分

    【為替】
    ドル円はFRBによる利下げが遠のいたことなどを受け、円下落の傾向でした。月前半は能登半島地震や経済指標などの影響から円安に推移しました。中旬以降は、米国の利下げ期待が後退したことなどにより円安に振れて以降おおむね、1ドル148円台で横ばいに推移しました。月間で3.68%の円安ドル高でした。ユーロ円は、月前半、能登半島地震や日銀政策動向などにより円安に推移しました。中旬以降は欧州の金利上昇などを受け、ユーロ高に推移しましたが月末にかけ反転、月間では1.96%の円安ユーロ高での推移となりました。ポンド円は、日銀の金融政策への修正期待が後退し月上旬から中旬にかけ円安で推移しましたが、後半から月末にかけ円高傾向でした。月間では3.58%の円安ポンド高でした。
    【債券】
    米国の国債利回りは経済指標が市場予想を上回ったことやFRB高官のタカ派的発言などから早期利下げ観測が後退し、上昇しました。欧州はECBが3会合連続で政策金利を据え置いた中、米金利の上昇に連動し、上昇しました。日本も日銀が金融緩和の維持を決定した中、米金利の上昇を受け上昇しました。主要国の10年債利回りは、米国が8bps上昇し3.95%、英国が26bps上昇し3.80%、日本が10bps上昇し0.72%、ドイツが13bps上昇し2.16%、フランスが10bps上昇し2.66%となりました。その他のクレジット資産では、投資適格債は下落しましたが、ハイイールド債は上昇しました。
    【株式】
    先進国の株式市場は、米国では、利下げ期待の後退が重しとなったものの、業績改善期待などからハイテク株中心に上昇しました。日本では、米国ハイテク株上昇の影響や、海外投資家の買いが入ったことを中心に上昇し、日経平均株価は約34年ぶりの高値を付けました。新興国では、中国で四半期GDPが予想を下回ったことや、経済の先行きの不透明感から嫌気され下落しました(先進国で+1.20%、新興国で-4.64%)。
    セクター別で見ますと、最も上昇したのが電気通信で+4.99%、次がITで4.03%、最も下落したのが素材で▲4.69%、次が不動産で▲4.29%でした。
  • 月間市況概況 2023年12月分

    【為替】
    ドル円はFOMCなどを受け、円上昇の傾向でした。月前半は日銀総裁の発言ののち円急騰、一時反落するもFOMCなどの影響から再び円高に推移しました。中旬以降は、日銀の金融政策決定会合での金融緩和維持を受け円高に推移、月間で4.64%の円高ドル安でした。ユーロ円は、月前半、日銀総裁の発言ののち円急騰、円高に推移しました。中旬以降はECBの会合で金利据え置きが決まり、ユーロ高に推移しましたが、月間では3.45%の円高ユーロ安での推移となりました。ポンド円は、月上旬から中旬にかけドル、ユーロと同様に円高で推移しましたが、一時円安へ反転、経済指標等の影響により、月末にかけ円高傾向でした。月間では3.97%の円高ポンド安でした。
    【債券】
    米国の国債利回りは、FRBが2024年に複数回の利下げに動くとの観測が強まり、大幅に低下しました。欧州は、ECBが2会合連続で政策金利を据え置いたことや欧州景気の減速を受け、低下しました。日本は、米長期金利の大幅な低下や日銀が早期に金融緩和政策の修正に動くとの見方が後退したため、低下しました。主要国の10年債利回りは、米国が47bps低下し3.87%、英国が64bps低下し3.54%、日本が4bps低下し0.63%、ドイツが42bps低下し2.03%、フランスが46bps低下し2.56%となりました。その他のクレジット資産では、投資適格債、ハイイールド債はともに上昇しました。
    【株式】
    先進国の株式市場は、長期金利の低下をうけ、市場のリスク選好が強まり、素材や不動産など幅広く上昇しました。日本では、円高が進行したことなどにより株価は下落しました。新興国では、株価が上昇した国が目立つ一方中国株は景気減速懸念などにより下落しました。(先進国で+4.91%、新興国で+3.91%)
    セクター別で見ますと、全てで上昇しており、最も上昇したのは不動産で+8.86%、次が資本財で+7.61%、最も上昇幅が小さかったのがエネルギーで+0.01%でした。