市場の動き

ストラテジーマップは、3月、6月、9月、12月末の情報を、翌月上旬に更新します。
市況概況の[週間]は毎週月曜日、[月間]は毎月第二水曜日に更新します。日本を含めた各国の市場環境データを、PDFにてダウンロードいただけます。

ストラテジーマップ

市況概況

  • 月間市況概況 2020年5月分

    【為替】 ドル円は月前半新型コロナウイルスや米中関係悪化による米国経済の不透明感から円高ドル安の傾向となりましたが、月後半は日銀の緩和政策や米国経済活動の再開などから、ドル高の流れとなりました。月を通して0.8%の円安ドル高となりました。ユーロ円は月前半ユーロ圏の大幅な景気後退やECBの量的緩和の一部がドイツで違憲と判断されたことからユーロ安が進みましたが、月後半はEU欧州委員会による復興基金の提案などが好感され、円安ユーロ高の傾向となりました。月を通して2.3%の円安ユーロ高となりました。英ポンド円はEUと英国の通商交渉の停滞やイングランド銀行の追加緩和観測などから、月間で1.3%の円高ポンド安となりました。
    【債券】 新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために各国で実施されていた経済活動制限が、段階的に緩和され始めたことが好感され、新興国を中心とする、経済活動への懸念が高まっていた国々の利回りが低下しました。主要国の国債利回りの変動はフラットからやや上昇といった程度に留まりました。主要国の10年債利回りは、米国が1bps低下し0.63%、英国が6bps低下し0.13%、ドイツが14bps上昇し-0.45%、日本が5bps上昇し0.01%、フランスが9bps上昇し-0.06%となりました。 その他のクレジットでは、BBB格以下のCLOやハイイールド債、シニアローンなど格付が低めの債券を中心に、全体的にリターンが上昇しました。
    【株式】 主要先進国で、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかり、経済活動再開の動きが出てきたことが好感され上昇しました。 月間で先進国市場は米ドルベースで4.9%上昇し、新型コロナウイルス感染拡大が続いている国がある新興国市場は0.8%の上昇にとどまりました。日本株式市場も、TOPIXは6.8%上昇しました。 先進国市場のセクター別騰落率は、全セクターが上昇し、最も上昇率が大きかったのがITセクターで7.7%上昇し、最も上昇率が小さかったのは不動産セクターで1.1%上昇しました。
  • 月間市況概況 2020年4月分

    【為替】 ドル円は米国での新型コロナウイルスの感染拡大がピークに近いとの見方が広まり、月前半は一時ドル高に振れましたが、月中旬以降はFRBによる大規模緩和政策を受け、ドル需要が低下したため、ドル安の傾向となりました。月を通してみると、約1.0%の円高ドル安でした。ユーロ円はユーロドルにおけるドル需要がドル円におけるドル需要を上回ったことや、ユーロ経済圏の低調な経済指標を受けて、月を通してユーロ安の展開となり、月を通してみると約1.1%の円高ユーロ安となりました。英ポンドは、月中旬以降の対ドルでのポンド高が円高に比べて大きかったことから、月を通してみると約0.8%の円安ポンド高となりました。
    【債券】 新型コロナウイルスの感染拡大による経済シャットダウンの影響を緩和するため、各国政府および中央銀行はさらなる景気刺激策を打ち出し、イタリアやギリシャなど財政に不安を抱える南欧の一部の国を除いて世界的に国債の利回りは低下しました。主要国の10年国債利回りは、米国が2bps低下し0.65%、英国が12bps低下し0.19%、ドイツが13bps低下し-0.59%、日本が6bps低下し-0.04%、フランスが9bps低下し-0.14%となりました。イタリアは22bps上昇し1.77%、ギリシャは56bps上昇し2.66%となりました。 その他のクレジットでは、エネルギーセクターを中心にデフォルト率が急上昇しました。CC-D格に引き下げられた債券以外は、BB格を中心に、全体的に反発しました。
    【株式】 株式市場は、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の下振れを回避するために、各国が積極的な財政金融政策を打ち出したことを好感し、反発しました。月間で先進国市場は米ドルベースで11.0%上昇し、新興国市場は9.2%上昇しました。日本株式市場も同様に反発し、TOPIXは4.3%上昇しました。 先進国市場のセクター別騰落率は、全セクターが上昇し、最も上昇率が大きかったのが一般消費財セクターで17.0%上昇し、最も上昇率が小さかったのが公益セクターで3.2%上昇しました。