20130425 「赤いダイヤ」の小豆先物が投資対象になり得るわけ 商品先物というと、相場師の世界のようでいかにも投機という感じです。しかし現在では、マネッジドフューチャーズという名前のもとに、社会的責任を負う投資家にとっての普通の投資対象になっています。今回は、梶山季之の小説『赤いダイヤ』を題材に、投機と投資の微妙な関係を読み解きます。 アートな投資
20130418 オプション取引は賭博か 新テーマは「デリバティブ」。今回は、オプションのような射倖契約が正当な金融取引として成り立つための条件を検討します。金融取引としてのオプション取引は、金融関連法規のなかで金融機関の業務として定められている限り正当な経済取引ですが、任意な相対取引として構成できる広義なオプション契約の全てが正当な金融取引かについては一考を要します。 アートな投資
20130411 厚生年金基金は自己の存在意義を社会に提示せよ 厚生労働省は、厚生年金基金の社会的意義を正しく認めていません。厚生年金基金に意義があるかどうかは、最終的には国会が決める、即ち国民が決めることです。厚生労働省の意見だけでなく、様々な観点からの意見を元に、一人一人がその意義を評価していかなければいけません。 厚生年金基金(2012)
20130404 「株には手を出すな!」の発想からの株式投資 「株は危ないから、手を出すな」。これは、株は投機だという教えです。一方で、株式を使った資金調達は、産業金融に不可欠なものですし、株式投資は、社会的責任を負う機関投資家にとって、当たり前のものです。さて、株式は投資なのでしょうか、投機なのでしょうか。弊社代表。・森本紀行が株式投資の基本理念を改めて語ります。 株式投資