12/9(火)15:40~16:20
資産運用セミナー

vol.41 投資運用業者の選択

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投資運用業者の選択とは、ある特定な投資機会を運用できる能力と体制を備えた業者を選ぶことです。その際、運用哲学やリスクアペタイト・フレームワークとの適合性、そして運用組織におけるプロフェッショナルな倫理は、運用の腕前の良し悪し以前に重要な要素です。なお、投資対象には旬があり、また運用会社も時とともに変化するため、適切な投資運用業者の見直しは継続的に行うべきものです。

(文責:ティ)
講   師 :森本 紀行

2025年12月9日当日資料:https://www.fromhc.com/251209_HCseminar_41.pdf

 

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
金融庁のいうフィデューシャリー・デューティーとは何か」(2014.10.23掲載)
投資運用業は、顧客からの信頼を受けて資産を運用するプロフェッショナルです。それを可能にする前提には、フィデューシャリー・デューティーの徹底があり、投資運用業者を選択する際に欠かすことのできない判断要素となります。

資産運用立国騒ぎのもとで進行する投資運用業の危機」(2024.10.31掲載)
投資運用業者は、自ら定めた運用哲学に基づき投資機会を発掘し、投資判断を行います。株式投資を例に、投資運用業者に求められる役割を述べています。

資産運用の腕前が上がるのは規律をもって賭けるから」(2022.9.29掲載)
過去の運用成績を再現するには、規律を持ち、妥当なタイミングで適切な投資判断を行うことが重要です。投資運用業者は、このような判断を繰り返すことで、意思決定の精度を高めていきます。
 

(文責:ティ)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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