6/22(火)15:40~16:20
資産運用セミナー

vol.18 債券投資の基礎編

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債券の基本の続編となります。
信用リスクは債券運用において重要な概念で、信用損失の可能性を利息の高さで吸収しようとして、国債の金利に上乗せされる金利をスプレッドと呼びます。スプレッドは信用リスクと理論的に等価のはずであり、すべての債券の期待リターンは国債と一致するため、高利回り債だからリスクが高い、という認識には論理の飛躍があります。
本セミナーでは、現実の世界において、期待リターンの源泉となっている要素の正体について解説します。

(文責:ティ)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
セミナー資料:https://www.fromhc.com/210622_HCseminar_18.pdf
 

アンケートの集計結果
Q1. 国債のマイナス金利が定着した今日、資産配分等において、どのような対策を取られているでしょうか。最も近いもの、もしくは効果的だと思われるものを、一つだけお選びください。
1.     国内債券の組入比率を引き下げ、外国債券の流動的な債券を増やす。
2.     国内債券の組入比率を引き下げ、非流動的資産を含め、多様な資産を増やす。
3.     国内債券の組入比率を引き下げ、債券関係のニッチ戦略の比率を上げる。
4.     国内債券の組入比率を維持しながら、超長期ゾーンなどの銘柄選択等で工夫して対応する。
5.     特に大きな変更をする必要ない。
6.     その他


Q2. 日本の国債の「信用リスク」について、どのようにお考えでしょうか。一番近いものを、一つだけお選びください。
1.     国債について信用リスクを論じることに実益はない。
2.     一定の信用リスクはあるが、実務上はないものと判断する。
3.     信用リスクがあるにしても、それは、利回りに合理的に反映しているはずだ。
4.     潜在的な信用リスクは、利回りに反映しておらず、投資対象として魅力がない。
5.     その他

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
国債と通貨と金」(2010.6.10掲載)
市場からの信任は国債の安全性を支える基盤になります。国債は債券の中でも安全性が最上位に位置付けられていると思われますが、発行国の基礎条件(経済、政治、通貨の安定性等)が不安定なら、国債であってもデフォルトの可能性があります。国債に限らず、投資を行うには、一見安全性が高いと考えられる債券でも、改めて裏付けになる資産や条件の健全性を分析する必要があります。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
The Handbook of Fixed Income Securities(編者:Frank Fabozzi)」 
債券の種類や性質、仕組みなど基本的な情報が網羅され、高度な金融工学の事前知識は不要で、全編を通して読みやすい英語で記述されており、基礎的な知識を幅広く身に着けることができます。

Some Lessons from the Yield Curve(John Y. Campbell)」
1995年にサーベイ論文雑誌Journal of Economic Perspectivesへ掲載された、金融理論の大御所Campbell氏による期間構造モデルに関する論文で、高度な金融工学の数学を用いずにイールドカーブの基本的なコンセプトを解説しています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
投資非適格債券(ハイ・イールド債券/High yield bond)

(文責:ティ)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686