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資産運用セミナー

vol.6 事業活動と事業キャッシュフロー

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企業は事業活動を通じてキャッシュフローを生み出す仕組みです。資本構成は、そのキャッシュフローを投資家に配分する仕組みです。資本構成上の位置の違いは、その配分を受ける法律上の権利の優先劣後関係を意味します。事業キャッシュフローが変動したとき、真っ先に影響を受けるのは、優先順位最下位の株式です。上位債権は、株式が変動を吸収する限り、影響を受けません。これが、株式が債権(債券)よりもリスクが高いということの意味です。
事業キャッシュフローの配分の仕組みにすぎない資本構成を工夫することによっては、企業価値は本質的には変り得ません。資本構成の多様化は、投資家の選択肢の拡大を意味するのです。

(文責:酒見)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料

アンケートの集計結果
Q1. 事業キャッシュフローを享受するという観点から投資を考えた際、リスクを左右する要因となるのは①事業キャッシュフローの質と②キャッシュフロー分配の優先順位(資本構成のどこに投資するか)です。現在の環境下でリスクに対するリターンが相対的に最も高い投資対象はどれだとお考えでしょうか。
1.    事業キャッシュフローの質が高く、キャッシュフロー分配の優先度も高いもの(投資適格社債など)
2.    事業キャッシュフローの質が高く、キャッシュフロー分配の優先度が低いもの(コア株式など)
3.    事業キャッシュフローの質が低く、キャッシュフロー分配の優先度が高いもの(ハイイールド債やレバレッジドローンなど)
4.    事業キャッシュフローの質が低く、キャッシュフロー分配の優先度が低いもの(グロース株式など)


Q2.逆に現環境下でリスクに対するリターンが相対的に最も低い投資対象はどれだとお考えでしょうか。
1.    事業キャッシュフローの質が高く、キャッシュフロー分配の優先度も高いもの(投資適格社債など)
2.    事業キャッシュフローの質が高く、キャッシュフロー分配の優先度が低いもの(コア株式など)
3.    事業キャッシュフローの質が低く、キャッシュフロー分配の優先度が高いもの(ハイイールド債やレバレッジドローンなど)
4.    事業キャッシュフローの質が低く、キャッシュフロー分配の優先度が低いもの(グロース株式など)

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
インカムと時間とキャピタルストラクチャ」(2010.2.10掲載)
キャッシュフローを分配する仕組みであるキャピタルストラクチャについての基本的な考え方を、時間という概念を軸に説明しています。                

ラーメン産業に投資する方法」(2018.6.7掲載)
資産のリースを通じた投資について記載されたコラムです。リース先企業におけるキャッシュフロー分配の優先度を考えると、リース料はローンの利息より先に支払われるべきものであり、最も優先度が高いと見ることができます。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」
Security Analysis
不朽の名作として有名な本書は、事業キャッシュフローと資本構成について理解するという、投資の基本とも言える本テーマを理解するのに役立つかと思います。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
資本構成(キャピタルストラクチャ/Capital Structure)

(文責:酒見)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

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