12/17(火)16:20~17:00
資産運用セミナー

vol.41 ESGとSDGs

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国連のSDGsは、政府は当然のこととして、企業の積極的関与も期待され、多くの企業が主体的関与を表明しています。金融機関は環境等の社会問題の視点による評価を重視するよう求められています。しかし、金融機関は本来国策や企業、社会全体の動きを積極的に先導するべきではなく、運用戦略別に最適な投資判断をするべきです。ESG評価だけを重視した投資判断は、真に顧客本位たりうるでしょうか。表層的なESGやSDGsへの関与は問題です。ESGやSDGsに内包されている問題点にはどう向き合っていくべきかを論じます。

(文責:岸野)
講   師 :森本 紀行

動画視聴用2023年度資料:https://www.fromhc.com/240109_HCseminar_43.pdf

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
安っぽいSDGsとESGで儲けようとする君たちへ」(2020.3.19掲載)
SDGsは、企業活動の影響力と実行力に大きな期待がかけられています。金融機関は、その企業活動を支援するように要請されており、投融資実行の判断基準として、環境等の社会問題についての規制を厳格化したり、世論の動向に敏感になります。SDGsはESGという強い味方を得て前進しますが、当然のこととして、SDGsの欺瞞も拡大し、極めて深刻な事態を招来するだろうと述べています。

みずほのESGは投資戦略なのか営業話法なのか」(2022.1.6掲載)
みずほの投資信託を例に、投資運用業において、ESGやSDGsは、投資戦略上の判断要素なのか、投資戦略を超えた社会的責務なのか、または投資戦略とは関係のない営業話法となってしまっているのではないかという点を指摘しています。そして、単なる営業話法としてのESG投資を排除する方法について具体的に論じています。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
ESG投資とパフォーマンス : SDGs・持続可能な社会に向けた投資はどうあるべきか
ESG投資パフォーマンスをめぐる考え方や論点・課題、実証分析に関する既存研究のサーベイ、筆者が実際に行ったいくつかの実証分析をまとめたものです。ESG投資について中立的な立場から書かれているため、ESG投資を考えている方や、プロの投資家まで幅広い層の方に役立つ一冊になっています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
ESG
SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)

(文責:岸野)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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