バリュー運用マネジャの選定の決め手は「割安状況解消の道筋を明確に認識できること」

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今回の調査の対象は弊社月例資産運用セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者45名中25名の方に、バリュー運用マネジャの選定の決め手・株式における今後注目の運用についての2つの質問にご協力頂きました。


意識調査に回答して頂いた方の業種別割合としては、投資運用業者(信託銀行を含む)が48%と最も多く、次いで年金基金もしくは母体企業の資産運用管理者が 20%、金融機関の自己資産運用担当者、大学財団などその他法人の資産運用担当者、コンサルタントがそれぞれ16%、8%、8%という結果になりました。(詳細は右上のグラフをクリックしてください。)

以下、集計結果を公表致します。

Q1. バリュー運用マネジャを選択する際に最も重視することは何でしょうか。決定的要素とお考えのものをひとつだけお選び下さい。

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①割安状況解消の道筋を明確に認識し、場合によっては積極的に出口を見出す努力をする力をもっていること
②相場下落時にあまり下がらないこと、もしくはパフォーマンスのボラティリティが低いこと
③割安状況解消までの時間にかかわらず、解消するまで銘柄を保有し続けること
④その他


バリュー運用マネジャの選定の決め手は「割安状況解消の道筋を明確に認識できること」と回答頂いた方が8割を占めるという結果になりました。

Q2. 株式について、現況から見て今後どのような運用に注目したいとお考えでしょうか。一つだけお選び下さい。


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①本源的価値以上に大幅下落した株式が多いのでバリュー運用に注目
②株式は成長が前提でありグロース運用に注目
③相対的に成長期待の高いと思われるエマージング株式に注目
④とくにフォーカスを決めず、機動的に動かしていきたい。
⑤その他

バリュー運用に注目が52%と最も多く、次いでフォーカスを決めずに機動的に運用が36%という結果になりました。


?セミナーレポート“「バリュー(割安)」運用の真の意味” セミナーテーマにおける意識調査編?は以上となります。今回の意識調査にご協力頂きました皆様には改めて御礼申し上げます。

次回2/19開催月例セミナー・“投資対象としての「日本の価値」”につきましても、是非とも皆様のご参加をお待ちしております。