5/11(火)15:40~16:20
資産運用セミナー

vol.9 シェアリング経済とリース



金融は、それ単独では意味をなさず、産業金融にしても、個人金融にしても、顧客の事業活動と消費生活活動のなかで、補助的機能を演じるものです。その機能を演じることによって、貸す側と借りる側との共通リスクの可視化を図り、共通価値を創造することが最終目標ではないでしょうか。リスクシェアリングとは、金融と実業との間で、事業のリスクを負担する割合を調整することです。たとえば、銀行が企業に融資する場合と出資する場合とでは、リスク負担の割合、即ちリスクシェアリングの構造が違います。リース契約の場合も、ファイナンスリースからオペレーティングリースへ、そしてレンタルへと変換していくと、それに応じて、事業リスクは、リース資産を利用している顧客企業からリース会社に順次移行していきます。顧客が金融サービスの利用を通じて実現しようとする価値は、金融の外にあるので、金融は、顧客の価値創造に補助的に参画することで、自らの価値を創造するものです。

(文責:森脇)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料

ご参加/ご視聴にあたって
セミナーのご参加、ご視聴にあたっては以下3つの方法がございます。 いずれの方法でも、費用は無料です。
①オンラインでの参加
ZOOMを使用して、リアルタイムでご視聴いただけます。各テーマの講演終了後には質疑応答の時間を設けますので、こちらからご参加下さい。
②会場での参加
2021年3月、事務所スペースを半減し、大型スタジオルームを新設しました。
スタジオルーム内には代表森本の蔵書コレクションを展示いたします。
③動画視聴用IDの発行
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テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
金融におけるディリスキングとリスクシェアリング」(2016.6.23掲載)
金融と顧客の企業との共通課題を共有することがリスクをシェアすることになり、リスクを低下させる、つまり、ディリスクに繋がるといった論考です。

銀行はカネをやめてモノ、ヒト、チエ、コトを貸したらどうだ」(2018.3.1掲載)
金融構造改革、シェアリング経済の再定義といった論考に加え、銀行の機能を企業経営に必要な資源の供給に求め、カネに替わって希少性のあるモノ、ヒト、チエ、コトを貸せばいいのではないかといった刺激的な論考です。

預金が消滅する近未来社会の構図」(2019.7.18掲載)
銀行の本質が預金にあり、その預金の存在形態を再考してみるといった内容で、銀行から預金をとればノンバンク、すなわち非金融の世界となります。そこでの融資機能、決済機能はどうなるのかといった面白い論考です。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
リスクシェアリング(Risk Sharing)
ディリスク、ディリスキング(De-risk、De-risking)
コングロマリットディスカウント(Conglomerate Discount)

(文責:森脇)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686