6/25(火)15:00~15:35
資産運用セミナー

vol.14 オブジェクトファイナンス

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オブジェクトとは、事物であり、目的です。オブジェクトへの金融(オブジェクトファイナンス)とは、企業という法人への金融ではなくて、企業が行う「事」への金融、企業が保有する「物」への金融、企業の「資金調達の目的そのもの」への金融です。コーポレートファイナンスにおいては、調達資金の使途は企業の経営裁量に委ねられるため、ガバナンスリスクを発生させるのに対して、オジェクトファイナンスにおいては、資金使途が強く拘束されるため、ガバナンスリスクを回避できます。また、信用リスクの遮断効果が得られます。本セミナーではオブジェクトファイナンスの活用について考察します。

(文責:加藤)

講   師 :森本 紀行
動画視聴用2023年度資料:https://www.fromhc.com/230509_HCwebinar_8.pdf
 

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
オブジェクトへの金融」(2014.7.17掲載)
空運産業における航空機リースを例にとり、企業が保有するモノ(目的)まで遡及していくオブジェクトファイナンスによってモノとコーポレートリスクを切り離すことで、企業倒産からの隔離、企業統治改革へ繋がるという内容です。

銀行は、カネではなくて、モノを貸したらどうだ」(2016.1. 7掲載)
カネかモノか、借りる側の状況を判断しどちらが最適か、貸す側の論理を踏まえて展開しています。カネを貸すのは銀行で、モノを貸すのはリース業というように、金融機能の区分が金融規制により施されています。しかし、昨今では規制の弾力化が多少は進み、金融グループとして産業界に最適な提案ができるのではという内容です。

銀行よ、カネに豊かな色をつけてみよ」(2016.9.1掲載)
銀行が自己固有のバンカビリティの基準をもって、企業の事業性を評価し、ガバナンス改革を促すような毅然たる態度で融資することが、結果的に企業支援となる融資姿勢を貫くことであり、 経済の安定成長につながるという内容です。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
オブジェクトファイナンス
アセット・ファイナンス(Asset Finance)
トランザクションファイナンス(Transaction Finance)
バンカビリティ(Bankability)

(文責:加藤)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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