3/18(火)15:40~16:15
資産運用セミナー

vol.52 流動性の管理

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流動性が高い(低い)というのは、取引費用が低い(高い)ことを意味しています。非流動性といわれる資産でも売却することは可能ですが、売却に時間がかかることから、組み入れを回避する投資家が多くなります。資産運用において重要なことは、投資期間や投資資金の性格を考慮し、資産が安定的なインカムを創出し続ける点を踏まえて流動性の意味、管理手法を再検討することです。

(文責:長澤)
講   師 :森本 紀行

動画視聴用2023年度資料:https://www.fromhc.com/231128_HCseminar_37.pdf
 

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
売れるから売る、売るから下がる、下がるから売るの悪循環を断つために」(2022.12.8掲載)
流動性は取引量ではなく、多数の市場参加者の多種多様な動機による売買という、需給の均衡によって規定されます。流動性の低いものは、リスク管理の複雑さや取引費用の大きさから割安に放置されやすいため、流動性は付加価値源泉になり得ます。運用資産そのものに使途がない場合、投資の果実として利息、配当金、賃料などの資産から自然に分離して現金化してくるインカムを中心に構成することで、流動性の低いものへ投資することが可能なのです。

預金に勝てる投資信託はあるのか」(2018.4.26掲載)
金融構造改革では預金から投資信託へという国民の安定的な資産形成と経済の持続的な成長が目指されています。国民の貯蓄を資本市場に流入させていくためには何が必要かを論じています。預金よりも魅力的でなければ、投資信託への資金移動は起き得ず、現在の低金利下では、流動性が低くても、資産保全を図り、投資信託の魅力を膨らませられる仕組みを検討することが必要であると言及しています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
インカム(Income)
オルタナティブ(Alternative)

(文責:長澤)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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