伝統的な資産分類(内外債券・内外株式)について、「もはや有効性は低下している」と74%の方が回答


今回の調査の対象は年金資産運用実践講座(東京11/24・大阪12/1・名古屋12/2開催)にご参加頂いた年金基金 もしくは母体企業の資産運用担当者で、38名の方に、四資産分類について、アンケートにご協力頂きました。

<br /><br />Q1 伝統的な四資産分類(内外債券・内外株式)の有効性について、どうお考えですか。一番近いものを、一つだけお選び下さい。

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1.現在でも十分に実用に耐え得る
2.オルタナティブという自由な枠を追加することで十分に機能し得る
3.もはや有効性は低下しているとは思うが抜本的な組み換えは難しい
4.もはや有効性は低下しているので抜本的な組み換えを行うべき
5.その他



結果は、3の「もはや有効性は低下しているとは思うが抜本的な組み換えは難しい」と4の「もはや有効性は低下しているので抜本的な組み換えを行うべき」が37%づつと、分かれましたが、『有効性は低下している』という点においては74%の方が認識しているようです。

<br /><br />Q2 もしも、伝統的な四資産分類に基づく資産配分を改めるとしたら、どのような方向での変更となるとお考えでしょうか。<br>一番近いものを、一つだけお選び下さい。


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1.日本の内外という枠を取り払いグローバル債券とグローバル株式を中軸とした配分を検討する
2.債券(国内長期金利)を中核にする組み立てにして債務を意識する方向を目指す
3.資産ごとの機能や役割を重視する方向へ転換する
4.静態的な配分から動態的な配分の変更を目指す方向への傾斜を強める
5.その他


こちらは、1の「日本の内外という枠を取り払いグローバル債券とグローバル株式を中軸とした配分を検討する」(39%)が、3の「資産ごとの機能や役割を重視する方向へ転換する」(34%)より、若干多い回答となりました。



年金資産運用実践講座にてのアンケート結果は以上となります。
ご協力ありがとうございました。
なお、当日配布されました資料はPDFでダウンロードすることが可能です。
↓当日配布資料