「海外から日本株を運用する方が価値観や視点の差で有利」と過半数の方が回答

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今回の調査の対象は弊社月例資産運用セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者55名中48名の方に日本株の低迷の原因、海外の日本株マネジャと日本の日本株マネジャの対比について、アンケートにご協力頂きました。

<br /><br />Q1 日本の株式の長期に及ぶ低迷の原因について、次のどれが重要だとお考えでしょうか。<br />決定的要素とお考えのものを一つだけお選びください。

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①人口減少に転じる見込みなど、マクロ経済的に、成長余力が乏しくなっていること。
②マクロ的な問題よりも、依然として間接金融機関(銀行等)の支配力が強く、資本市場の機能が弱いという、金融構造改革の遅れ。
③マクロ経済や金融市場の問題よりも、持ち合いや買収防止策に象徴されるような、日本企業の閉鎖性や、株主重視の姿勢の欠如などの、日本的経営風土の問題。
④マクロ経済、金融、経営などといったファンダメンタルなことが問題ではなくて、政治的、言語的、文化的に、国際的な理解を充分に得ていないこと。
⑤構造的な問題があるわけではなくて、需給等のテクニカルな問題にすぎない。
⑥その他

こちらは、①の『人口減少に転じる見込みなど、マクロ経済的に、成長余力が乏しくなっていること。』が44%と最も多くの方が回答しました。

<br /><br />Q2 海外のファンドマネジャが海外から日本株を運用することと、日本のファンドマネジャが日本の中で日本株を運用することを対比したときに、どのように、お考えでしょうか。<br />決定的要素とお考えのものを一つだけお選びください。


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①現代の高度情報社会において、実質的な差があるはずもない。
②やはり、価値観や視点の差が、銘柄選択において現れるはずである。グローバル化した現代においては、海外から見た日本株という視点に、有利さがあるのではないか。
③やはり、言語の問題などもあって、日本企業の調査においては、日本のファンドマネジャの情報の優位は否定できないのではないか。
④その他

こちらは、②が56%を占め、最も多い回答となりました。




“頑張れ、日本株アクティブ運用!”セミナーテーマにおけるアンケートは以上となります。
なお、本セミナーのまとめや、当日配布資料についてはセミナーレポートからご覧頂けます。

次回、2010/2/10(水)開催・月例資産運用セミナーは「バリュー(割安)」運用の真の意味となります。
是非とも皆様のご参加をお待ちしております。