Walter Scott & partners
Roy Leckie氏インタビュー

interviewer:橋本 あかね(HCアセットマネジメント㈱ 常務取締役 運用部長)
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Leckie様がお持ちの投資哲学とWalter Scott & Partners社の沿革、運用の特色についてお聞かせください。

Walter Scottは世界中の機関投資家向けにグローバル株式ポートフォリオを運用する目的で1983年に設立されました。それは現在も変わっていません。我々の投資哲学は常に一貫しています。企業の長期的な成長力をとらえることを主眼とし、質の高い成長企業の一群を中心にポートフォリオを構築してています。わが社はボトムアップ型のリサーチに基づき独自の判断で銘柄を選択する昔ながらの投資方針を採用しています。

今注目している投資機会について教えてください。

Walter Scottの投資候補は、基本的にすべての上場企業です。最も得意としているのは大抵中大型株で、わが社の成長および収益性基準を満たす企業は、ヘルスケアやIT、産業オートメーションといった、全般的な重要性が増している成長セクターであることが多いです。現時点で特に有望と思われる分野についてですが、市場のあちこちにチャンスがあります。実際のところ、株式市場全体には比較的割高感はなく、株式市場の中長期的なリターンの見通しは非常に明るいと言えます。

ポートフォリオ・マネジャーになろうと思われたきっかけをお聞かせください。

ポートフォリオ・マネジャーになろうと思われたきっかけをお聞かせください。

私は子供の頃からリスクという概念に関心を持ってきました。世界中を飛び回って多くのトップクラスの経営者に会い、わが社のクライアントのためにそうした経営者のビジネスをバックアップすることに伴うリスクを評価する機会が持てるのは、私にとって何よりもうれしいことです。

ポートフォリオ・マネジャーとしての信念をお聞かせください。常に心がけていること、あるいは、しないと決めていらっしゃることはありますか。

株価は時間の経過とともに企業の成功や失敗を正確に反映してゆくため、株式市場は長期的にはきわめて効率的であると考えています。十分な時間さえあれば、企業の利益の伸びやキャッシュフロー、配当などは株価に反映されます。

投資運用には、何を保有するか、何を保有しないかの難しい選択が常につきまとうものです。綿密な投資調査をすれば、これらの選択はしやすくなります。よい長期投資家とは、常に根底にある哲学と信念を曲げず、また常に失敗から学ぶものであると考えています。

どのようにしてお客様の資産保全を図るかお聞かせください。

買ったものを明確に理解することがカギです。ベンチマークは株式ポートフォリオの構築においても運用においても考慮すべきではありません。お客様の資産を守る最善の方法は、本質的価値を長期的に安定して伸ばしていける可能性があると明確に判断できる企業に投資することだと考えます。

投資に関するお奨めの書籍とその理由を教えてください。

ピーター・バーンスタイン著『リスク―神々への反逆』を愛読しています。ジョン・ケネス・ガルブレイス著『大暴落1929』も大変興味深く読みました。どちらの本も、最近の出来事に関する素晴らしい見識をもたらしてくれました。

定期的にチェックされている媒体(新聞・雑誌・webサイト等)を教えてください。

定期的にチェックされている媒体(新聞・雑誌・webサイト等)を教えてください。
私はニュース中毒のようなもので、多くの新聞、雑誌、オンライン・コンテンツに目を通しています。経済、金融、ビジネスに関するニュースでは、フィナンシャル・タイムズが飛び抜けて優れた情報源だと思います。





インタビューは以上になります。




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