RSS
![]()
HC資産運用セミナー2010vol.027
クレジット投資の魅力
~信用供与メカニズムの構造問題と投資機会~
このセミナーは終了しました。
【内 容】
サブプライム問題は、一つの出来事としては、もはや過去のものですが、そこには、金融の原点に触れる本質的な要素があったのです。
その意味で、サブプライム問題の裏にある、近年の信用供与システムの構造変化は、きわめて重要です。そこに、いわゆる「金融エンジニアリング」的技術が使われているのも事実です。さらに、技術の「濫用」的な行き過ぎがあったのも事実でしょう。その行き過ぎの代表が、サブプライムです。社会の進歩にあわせて金融システムが変貌するのは当然です。旧来の、あるいは伝統的な、銀行業・貸金業のイメージでは、変貌・進化を続ける現在の信用供与システムは、理解できません。しかも、今、その信用供与システムが、再度、修正を迫られているのですから、将来を考えるためにも、今の仕組みを理解しなければなりません。
信用供与は、資産運用の重要な基本要素です。米国のクレジット・マーケットは、我国の株式市場の規模をはるかに凌駕する超巨大市場です。そこを無視した資産運用は、グローバル運用の今日、あり得ません。しっかりとした視点に立って眺めるならば、そこには、多くの豊かな投資機会が見えてきます。
経済・産業・企業の成長には、経済・産業・企業のおかれた状況に対して、適切な信用供与システムの構造が適合しなければなりません。伝統的な、融資、社債、株式という枠組みから思考するのではなくて、経済・産業・企業の視点から、最適な信用供与方法を工夫していかなければなりません。クレジット投資の安全性は、信用供与方法の最適性にかかっているのです。
今回は、その信用供与法方法の構造に遡って、クレジット投資の機会を検討しようと思います。
【項 目】
●「銀行」機能の解体
◎供与できる信用リスクの総量規制(自己資本規制)
◎「融資の実行」(オリジネーション)と「信用供与」(投資)との分離
◎モラル・ハザードの危険性
●キャピタル・ストラクチャーの多様化
◎伝統資産区分の解体
◎いわゆる「トランチング」の技術
◎「リスク」の抽象化・独立化、その移転市場、その市場のもろさ
◎「格付」の神話
●「時価評価」のわな
◎取引のほとんどない市場環境下における
「 気配としての時価」の妥当性
◎「時価」下落→損失引き当て→
信用収縮という「負の連鎖」
●多様な投資機会
◎代替ファイナンス、ディストレスト、ストレスト、
ターンアラウンド・ファイナンス、メザニン、PE……
【本セミナー関連コラム】 クレジット投資の魅力
日時:2010年3月10日
15:00-17:00
(受付:14:30~)
会場:日本教育会館
東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2(地図)
TEL:03‐3230‐2833
受講料:無料
※定員になり次第、募集は締め切らせて頂きます
森本紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット株式会社(現ワトソンワイアット株式会社)に入社し、日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
◎本セミナーは、クレジット投資について解説・検討を行うものでございます。
資産運用を取り巻く諸課題へのご対応にお役立て下さい。
◎なお、本セミナーのテーマに関連する特定の金融商品等の勧誘を行うものではございません。
このセミナーは終了しました。