20240425 金融では顧客の最善の利益を勘案すると儲からないのか 金融機関は、説明という名の一方的な営業話法を展開し、意向確認という名の一方的な質問を浴びせるだけですが、顧客の最善の利益を勘案することで、顧客と対話できるようになるのか。 金融行政方針 顧客本位
20240418 元金融庁長官の森信親氏の掲げた理念が立法化されるとき 2015年から3年間、金融庁長官であった森信親氏の掲げた理念は、金融行政を根本的に転換させ、今も力強く生き続けて、順次、法律に具現化されていっています。 金融行政方針
20240404 スルガ銀行の行政処分は新しい法律のもとでは異なっていたのか 不正な方法による融資は、顧客の利益に反する結果を生むと予見され、借金による投資用不動産の購入を勧めることは、顧客属性に照らして、その最善の利益に反する場合が多いのだから。 スルガ銀行 金融行政方針
20240328 千葉銀行等の行政処分は新しい法律のもとでは異なっていたのか 顧客の不利益にならないときも、顧客の最善の利益には反し得るなかで、金融機関は、法律上の義務として、どのように顧客の最善の利益を勘案するのか。 金融行政方針
20240215 これで企業年金の資産運用から母体企業と親密な業者を排除できる 企業年金による投資運用業者の選定において、利益相反の恐れのある事態の蔓延は、利益相反の不存在を証明する責任が課されたことで、李下に冠を正さずの原理のもとに、一掃されます。 年金基金 金融行政方針
20240201 顧客の利益に適っていても最善の利益には反し得ること 最善のものは、ある条件のもとで、たった一つに特定されます。逆に、条件が異なれば、各条件に応じて、最善のものは無数にあり得ます。さて、法律にいう「顧客等の最善の利益」とは何か。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240125 売るも親切、売らぬも親切の誠実公正義務 金融サービス提供者が負う誠実公正義務について、前原誠司議員が「売らぬも親切」の法理を導いた以上、「貸さぬも親切」も法規範になったというべきではないか。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240118 前原誠司先生が明らかにした「売らぬも親切」の立法化の意義 法律改正により、金融サービス提供者が新たに負うことになった誠実公正義務について、前原誠司議員の国会での質問をもとに、その真の意義を考えます。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240111 前原誠司先生の高い見識による金商法等改正法解説 昨年の11月20日に成立した改正法の「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」について、前原誠司議員の国会での秀逸を極めた質問は、見事な解説になっています。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20231221 前原誠司議員が鋭く突いた「顧客等の最善の利益」の意味 新たに成立した金商法等改正法の審議過程において、前原誠司議員は極めて鋭い質問をしています。では、どこに前原先生の問題意識があったのか。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針