西武信用金庫はお客さまを絶対的に支援する

西武信用金庫はお客さまを絶対的に支援する

著者 碓氷 悟史
出版社 あさ出版
発行日 2016/11/29
信用金庫は、協同組織金融機関です。その使命は相互扶助・利用者保護です。地域に根差した金融機関なので、いかに地域を活性化するか、地域が活性化すれば自らの収益につながるというビジネスモデルです。
メイン先を守るため、単に融資するだけではなく、販路開拓から人材確保、事業継承まで、徹底的に取引先の課題解決に努める、そのために取引先の窓口となる若手中心の社員のコンサルティング能力を磨く、自他社のベテランも有効活用する。この明確な経営方針が飛躍的成長へ繋がっています。
多くの金融機関が金利競争で疲弊する中、金融庁が主導する金融改革のひとつ「共通価値の創造」を目指した金融機関のビジネスモデルへの転換の模範例がここにあります。
本サイト『森本紀行はこう見る』にて「金融庁のいう「日本型金融排除」とは何か」で「共通価値の創造」について触れています。是非、本書と共にご一読ください。

この本を紹介した人

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。