Too Big to Fail

Too Big to Fail

著者 Andrew Ross Sorkin
発行日 2009/10/20
2008年のLehman Brothers崩壊直前の数日そして崩壊後に米国の金融システムを救うために展開された、ウォール街とワシントン間の戦いの物語です。これは投資そのものについての本ではありませんが、過去20年間にわたってウォール街の投資家であり在籍者であった私は、大きな影響を受けました。Sorkinは、あの非常事態において、米国財務省、連邦政府、また企業や投資家の面々が揃った重要な会議の多くに参加した人物です。すべての金融危機と同様、これも過剰なレバレッジと、金融システムのなかでの尋常でない資産負債構造の不整合に端を発していました。銀行システムに存在する歪みを把握するほか、金融機関が多数の同様の仮定に基づき利害関係取引をしてきたことの致命的な欠陥を把握する上で私には特に勉強になった本です。
「この本を紹介した人」Joseph R. Schmuckler 氏のインタビューはこちら

この本を紹介した人

Brook Taube

Medley LLC最高経営責任者兼CIO

Brook Taube 氏はMedley LLC (以下メドレー)の最高経営責任者兼CIOであり、またMedley Capital Corporation (ニューヨーク市場上場: MCC)のCEO兼取締役会長。1992年にBankers Trustへ入社しストラクチャードファイナンス・資本市場部門のバイスプレジデントを務めた後、Griphon Capital Managementのパートナーに就任。ディストレストおよびクレジット投資を専門とするT3 Groupを設立した後は、CN Opportunity Fundのパートナーを務め、メドレーの設立に至る。 ハーバード大学にて学士号を取得、近年はニューアムステルダム交響楽団の理事を務める 。

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