ウォール街のランダム・ウォーカー

ウォール街のランダム・ウォーカー

著者 Burton G. Malkiel
出版社 W W Norton & Co Inc; Rev Upd
発行日 2007/12/30
原題:A Random Walk Down Wall Street : the time-tested strategy for successful investing
大変面白い本です。この本はアクティブ運用者が一貫してインデックスを上回ることはできないと論じています。私達は、株式についてはこの考えに大いに賛成しますが、債券については賛成できません。2008年はマネージャーがベンチマークをアウトパフォームする上で、この上ない機会を得られた年でした。熟練したマネージャーは、市場サイクルについての債券市場の非効率性を有効に活用してアルファ・リターン(超過収益)を生み出す手腕を証明したのです。2008年の状況と金融危機は確実にある種格好の材料を提供してくれました。このシックスシグマ的事件について私のお奨めを挙げるなら、アンドリュー・ソーキン著「Too Big to Fail」(邦題:リーマン・ショック・コンフィデンシャル)です。



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この本を紹介した人

Bill O'Malley

Income Research & ManagementCFA Managing Principal, Senior Portfolio Manager

Bill joined IR&M in September 1994. Prior to IR&M, he was a Vice President at Wellington. Before joining Wellington in 1989, Bill worked at The Vanguard Group and in Morgan Stanley's Fixed Income Division. Bill has a BA from Amherst College and an MBA from The Wharton School at the University of Pennsylvania.